ATPファイナルズ2018準決勝を勝ち上がったのは?

ATPファイナルズ2018

ATPファイナルズ2018の準決勝は、ノバク・ジョコビッチ対ケビン・アンダーソン、
ロジャー・フェデラー対アレクサンダー・ズベレフの2試合。

不調から完全復活を果たした王者・ノバク・ジョコビッチと
7年ぶり通算7度目の優勝を狙うロジャー・フェデラーとの決勝が有力ですが、
ケビン・アンダーソンとアレクサンダー・ズベレフも侮れません。

特に2017~2018年の2年間でマスターズ1000を3勝し、
今勢いに乗っている若き実力者アレクサンダー・ズベレフに注目です。

果たして、4人のうち準決勝を勝ち上がったのはどの選手なんでしょうか。

王者ジョコビッチに挑む苦労人アンダーソン

これまで四大大会を数多くの制覇し史上最強との噂されている
絶対王者ノバク・ジョコビッチの強さは、今更詳しく説明しなくても
テニスファンの誰もが知っている動かし難い事実でしょう。

一時の低迷から今シーズン世界ランキング1位に返り咲いた絶対王者は、
今回のATPファイナルズ2018でもその強さを見せつけるようなプレーをし、
ラウンドロビンで1セットも落とさず準決勝に駒を進めてきました。

一方、対戦相手のケビン・アンダーソンは30歳を過ぎてから
ようやく才能が開花し始めた晩生タイプの苦労人。

プロテニスプレーヤーの多くが10代でプロに転向するところ、
ケビン・アンダーソンは、大学に進学後NCAAを経てプロに転向。

年齢はケビン・アンダーソンの方が1歳年上だけど、
プロで先に活躍したのはノバク・ジョコビッチの方です。

ほぼ同年齢だけどお互い違う道を進んでプロに世界に入った2人。

気持ちとしてはケビン・アンダーソンの方が応援したいところですが、
やはりノバク・ジョコビッチは強かったといった感じですね。

セカンドサーブを制したジョコビッチ

この試合の勝負を決めたのはケビン・アンダーソンのセカンドサーブでしょう。

ビッグサーバーで強烈なサーブを武器にしているケビン・アンダーソンは、
ファーストサーブでポイントを取る確率が高い傾向にあります。

しかし、それをわかっていたのか、ノバク・ジョコビッチはファーストサーブよりも、
セカンドサーブの方に重点を置いてプレーしていたように見えました。

実際、ケビン・アンダーソンのサービスゲームを何度もブレークし、
相手に主導権を握らせないまま試合は展開していったんです。

ケビン・アンダーソンのセカンドサーブポイント獲得率26%という数字を見れば、
いかにノバク・ジョコビッチがセカンドサーブをブレークしたかがわかります。

試合も6-2、6-2とノバク・ジョコビッチが圧勝して決勝進出を決めました。

ベテランフェデラー対新鋭ズベレフ

ノバク・ジョコビッチと並んで歴代最強と言われる一人ロジャー・フェデラー。

37歳というかなりのベテランにもかかわらず、その力は衰え知らず。

本当に37歳かと疑うほどのスタミナとスピードは、
若手選手にも全く引けを取らないほどなんです。

何をやらせても質の高いプレーをするオールマイティープレーヤーは、
今でもまだまだ進化しているようにさえ感じさせられます。

そのロジャー・フェデラーが“次世代のスター候補”と認めるのが
準決勝の対戦相手となる21歳の若き新鋭アレクサンダー・ズベレフ。

今年もマスターズ1000を制覇するなど今最も勢いに乗っている若手で、
両選手の対戦成績は3勝2敗でアレクサンダー・ズベレフが優勢。

今大会錦織圭に負けるなど調子を落としているロジャー・フェデラーなら
一気に倒してしまう可能性も十分にありそう。

今の両選手の調子なら互角な試合が展開されると思われ、
3セットまでもつれ込むんじゃないかと予想していましたが、
まさかあんなハプニングがきっかけで試合が決するとは・・・

ボールボーイのハプニングが試合の流れを変えた

この試合はショットのコントロールはロジャー・フェデラーの方が上でしたが、
サーブに関してはビッグサーバーのアレクサンダー・ズベレフが上でした。。

予想していた通り、試合は一進一退のお互いに譲らない展開となるも、
第1セットは7-5でアレクサンダー・ズベレフが取る結果に。

第2セットも接戦となりタイブレークに突入したんですが、
ここで勝負を左右するあるハプニングが起きてしまうんです。

それは、ボールボーイがボールを落とすハプニングです。

ちょうど両選手がラリーをしているところで、
ロジャー・フェデラーの後ろにいたボールボーイが、
予備にと持っていたボールを落としてしまったんです。

これが気になってプレイに集中できないと思ったんでしょう。

アレクサンダー・ズベレフは審判に試合を止めるように求めたんです。

その時は両選手納得の上で試合を再開したわけですが、
このハプニングが影響したのか、その後ロジャー・フェデラーは調子が狂い、
大事な場面でミスをしてポイントを与えてしまったんです。

そして、試合の流れはアレクサンダー・ズベレフの方に流れてしまい、
結局7-6でロジャー・フェデラーは破れてしまいました。

試合後のインタビューではブーイングの嵐包まれたアレクサンダー・ズベレフ。

気持ちはわからないでもないですが、もし、ロジャー・フェデラーが逆の立場なら、
同じように試合を途中で止めていたかもしれません。

また、別にルール違反をしたわけでもありません。

一番気の毒なのは、ボールボーイだと思います。

わざとボールを落としたわけでもないと思いますし、
これ以上騒ぎ立てるのはもう止めておくべきです。

まあタイブレークにまでもつれ込むぐらい
アレクサンダー・ズベレフはいいプレーをしていました。

ロジャー・フェデラーはファースサーブの強烈なサーブに少々押され気味だったし、
今日の試合はアレクサンダー・ズベレフに分があったということでしょう。

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